JAXA(宇宙航空研究開発機構)が2月27日H3ロケット2号機の打ち上げに成功しました。
H2Aロケットの打ち上げには成功していたので、H2Aでいいじゃないかという人もいるとは思いますが、そうもいかないのです。
ロケットの開発は、日本国内だけの問題ではなく、技術次第で日本の技術が海外へ輸出できるものになるかどう変わってきてしまうのです。
H2AではなくH3 でやっと競争の舞台に立てる感じです。
アメリカ(U.S.A)はもちろん、最近では中国(中華人民共和国)も積極的に宇宙開発に参入しています。
そんな中で、衛星の打ち上げや宇宙探査などに日本の技術を世界の国に使ってもらうには、より低コストで遠くまで飛ばせるものでなければなりません。
H3ロケットは2023年に打ち上げが失敗していました。
国の威信をかけて、打ち上げは成功させなければならなかったのです。
たまに、ロケットの発射実験と称して日本側に向けて飛翔物体を打ち上げてくる北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)ですが、今では高い技術を誇っています。
西側諸国で北朝鮮のロケット技術を利用しようという国はあまりないと思いますが、技術的に負けているとなると心中穏やかではいられません。
一度ロケットの打ち上げに成功しても、どんどん新しい技術を搭載したロケットを開発しなければなりません。
公的な機関だけでなく民間企業も含めて宇宙開発事業が盛んになってきています。
宇宙旅行のサービスを提供する民間企業も出てきているので、宇宙空間利用のための法整備も進めていかなければなりません。