「民法」タグの記事一覧(3 / 6ページ目)

迷子にならないように注意しよう

法律

前回保証について書きました。 保証人が、債務を弁済した場合に主たる債務者に求償できるのですが、この部分は改正法の内容がどうというより条文を見失い、テキスト(基本書)に書かれている内容を確認しようとして条文を引くとかえって […]

ドグマからの卒業

法律

前回書いたように、債務不履行で旧法で不完全履行にあたるのが、改正法での債務者が「債務の本旨に従った履行をしないとき」です。 単に債務不履行の一場合についての名前が変わっただけではありません。 旧法では特定物の引き渡しにつ […]

債務不履行も様変わり

法律

一方債務が履行不能となった場合に、当事者双方に帰責事由がない場合に反対債務がどうなるかを規律する危険負担については以前書きました。 そこで、今日は履行不能となったことに債務者に帰責事由がある場合である債務不履行について書 […]

弁済✕特定✕受領遅滞

法律

前回、従来の危険負担の理解の前提として、弁済の提供や種類物(種類債権)に特定が生じる場合について書きました。 弁済の提供は、債権者の受領遅滞や弁済の提供の効果と関連します。 種類物の特定は債務者の義務の内容や後に書く債務 […]

危険負担に対する従来の理解は危険

法律

債権の目的物が特定されてから履行されるまでに関する規定や、履行できなくなってしまった場合(履行不能)に関する規定も改正されています。 従来履行不能には契約成立前に不能である原始的不能と契約成立後に不能となる後発的不能があ […]

代理制度のコウモリくん

法律

随分回を重ねましたが、代理も今日で最後になります。 代理については本来の代理が有効になる場合の規定について書きました。 代理権が無い場合の無権代理についても書きました。 今日はそのどちらとも言いにくい代理権の濫用について […]

本人に飛び火する場合

法律

前回書いた無権代理の効果は無効が原則でした。 そのうえで、本人は追認して有効とすることもできるし、追認がなければ相手方は改正された無権代理人の責任を追求できるという制度でした。 代理権がないのに勝手に代理行為をした無権代 […]



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