技術面でグーグルが優れているという記事からのつづきです。
今回は技術以外の部分について書きます。

行政書士事務所の営業手段としては広告が考えられます。
弊所もウェブ上の広告を使っています。
グーグルのアドワーズを使っていますが、先日グーグルの無料サポートから電話がありました。
弊所のような規模がそれほど大きくない事務所でも、お客さんとしてサポートしてくれるのはありがたいことです。
ただ、それは弊所に限ったことではなく、サポートすれば広告をたくさん利用してもらえるからというのが実際のところでしょう。
それでも、グーグルの事業での人に対する関わり方は優れているように思います。

アドワーズ広告は広告を出す方と、広告を受ける方のどちらにも必要な広告を届けることの最適化を目指しているようです。

これを実際のリアルな物流と比較してみると差出人と受取人が決まっている物流業ではいかに早く正確に届けるかが重要となり、機械化を含め合理化が進んでいます。
元々丁寧に届けます。これを合理化するという流れです。
届けるものと届ける先は決まっているのです。

一方元々WEB上の高い優位性を持っているグーグルもより合理的にサービスを提供しているはずですが、実際にユーザーに伝わってくるのは、広告を出す方と受け取る方が何を考えているかという非常にヒューマンな部分なのです。
届けるものや届ける先が決まってはいない。
もともと合理化を目指していたけれども、誰がどんな内容の広告を誰に届けるかという問題に直面することになったということでしょうか。
高い技術は手段として奥に引っ込み、必要なものを開発する技術力が前面に出てくることは少ないように思います。
まず人が何を必要としていて、どのような技術であればそれを実現していけるかを考えサービス提供しているようです。
このあたりが、広くサービスが受け入れられている一つの要素のように感じます。

ただ、否定する人があまりいない大企業を持ち上げてみても、弊所を含めた中小企業のお客様にはあまり参考とならないかもしれませんので、ウェブ広告サービスを通じて、サービスのあり方や広告に対する考え方、技術を学んでビジネスに活かしていきましょうというのが弊所からのご提案です。

ウェブ広告の特徴がわかるということは、リアル広告がわかるということでもあります。
それぞれの広告の特徴を知り使い分けることによって、事業での収益が上がります。
行政書士事務所は屋外広告や看板等の設置の許認可も仕事としていますので、弊所としてはリアル広告が効果的な業種であれば必要な広告が出せるように許認可の面からサポートいたします。
マーケティングを学んでネットとリアルの広告をうまく使い分けましょう。

最後は宣伝になっちゃいました…