以前このブログでブログへの商業的なスパムコメントの書き込みについて、承認してもあまり実害がないということを書きましたが、SEO的には少々問題あるようです。

ここで商業的なスパムコメントと書いているのは、ブログや記事を褒めるような書き込みをしてコメントの中に自分のサイトのURLのリンクを記載してある書き込みを指します。

要するに商用コメントにURLを記載することにより自分のサイトへの被リンクを集めようとしているわけです。
商用サイトへの集客も見込めるためなおさら一生懸命になります。

弊所のブログはプラグインで対策をしたり、これまで商用コメントを承認してこなかったためか数は少ない方だと思います。

この手のコメントは海外からの書き込みが多いのですが、もう一つのマイナス点としては外国語の書き込みは検索エンジンからマイナス評価を受けることがあるようです。
日本のブログの場合は日本語でないと読者にとって内容が分かりづらいというのが理由ではないでしょうか。

内容次第だと思いますので、このブログでは外国語でのコメントに対して承認しているものもあります。

自分のサイトにとってもリンクが貼られるので、あまり問題ないという表現をしましたが、検索エンジンの評価としては、サイトにリンクが貼られていれば、そのサイトの読者にとって有益なものでないとマイナス評価になるようです。

つまり自分のサイトにあまり関係がないサイトからのリンクで、しかも商業サイト丸出しのものだと検索エンジンからの評価は下がると思った方がよいでしょう。

検索エンジンからの評価というよりも弊所のブログを読んでいただいている方にとって良くないので承認していなかったのですが、たまたま評価の基準が一致していたようです。

ただリンク先のサイトの適正さまで評価してコメントを承認したり、リンクを許可しているわけではありません。
少々怪しげでも読者の方が自分で判断するというのも免疫をつける一つの方法だと考えているからです。

自分の読むものを人にこれはいいこれはだめと判断されるのはあまり気持ちの良いものではありません。
ただ、大人が読むとは限りませんし、読者にとって明らかに有害なものもありうるので一応商業的なリンクを貼ろうとしているものについては承認しないという方針で運用しています。