全米オープンテニスで大坂なおみ選手が優勝しました。

大阪生まれで3歳の時にニューヨークに移住したそうです。

現在はフロリダに住んでいます。

お母さんが日本人で、お父さんはハイチ系のアメリカ人であるため、彼女は現在二重国籍です。

日本の法律では彼女は20歳になる前に重国籍であるため、22歳に達するまでに国籍を選択しなければなりません。

ちょうど東京オリンピックを控え、国籍の選択とどちらの国の代表選手としてオリンピックに参加するかが重なってきます。

おじいさん子である大坂さんは前回のリオは日本代表としてオリンピックに出場しました。

このときはまだ国籍を決めなくてよかったわけですから、出やすそうな方の代表選手になるという判断もあったと思います。

しかし、今回はその後の国籍も決まってしまうため、どちらで暮らすかということも大きく関わってきます。

日本のマスコミがあまり日本語の上手くない大坂選手を日本人扱いすることに少し違和感を感じます。

今回の全米オープン優勝は国籍の選択にも大きな影響を与えそうです。

国籍の選択自体は入管業務ではないのですが、外国人の帰化や国籍変更とも関わってくるため、記事は入管のカテゴリーにしました。

もちろん一度国籍を選択しても他の国に帰化したりすることは可能です。