自民党の総裁選で安倍さんが再選されました。

今後は内閣を組閣し直し、その後臨時国会を招集するすることになります。

臨時国会ではこのブログで何度か触れている外国人の単純労働解禁について検討されることになります。
具体的には単純労働についての在留資格の新設と受け入れた外国人の監督も含めた入国管理局の「庁」への格上げなどです。

自然災害が続いていたので補正予算などの成立が緊急の課題となりますが、行政書士の仕事と関連の深いものとしては行政手続きを原則として電子申請に統一していく、いわゆるデジタルファースト法案についての検討もなされることでしょう。

行政手続きが電子申請化されれば、本人申請が増えるような気もしますが、行政手続きの厄介なところはその手続でよいのかということや自分に必要なのがその手続だけでよいのかという問題があります。

申請の仕方というよりどうしたいのかを聞き取り判断することが重要となるのです。
よく言われることですが行政書士の仕事では申請書を作るのは最後の方に位置する仕事なのです。

今のところ電子申請用の本人確認のシステムを費用をかけて整えることは一般の方にはコストがかかるため、電子申請の仕事を受ける余地はあります。

しかし、これについてもいずれスマホで本人確認できる時代がきそうですので今のシステムを前提に行政書士が楽観していても仕方がありません。

簡単な手続きは本人が申請し、複雑なものや厄介な手続きを行政書士が引き受けるという覚悟は必要かもしれません。

ただ、この辺は行政書士をしている人なら既に複雑な案件の相談が来るということが普通になっているかもしれません。