行政書士になるにも資格試験に合格する必要がありますが他にも様々な国家資格があります。

身近な資格として危険物取扱者という資格があります。

今年、小学生で乙種の資格全類に合格した人が出ました。

危険物の種類は乙種だけで6類あります。

大阪の小学6年生です。

試験自体は誰でも受験できるので小学生も受験できます。

私も乙種第4類の危険物取扱者の資格を持っていますが子供でも取れる簡単な資格という印象は持っていません。

実際の試験のときも小学生は見かけませんでした。

私は行政書士試験を始め様々な試験を受けたことがあるのですが消防関係者は命に関わる仕事のためかとても規律が重視されていて試験会場は資格試験の中でもトップクラスで厳格な雰囲気でした。

あの雰囲気の中で小学生が受験しているところをイメージしにくい感じすらします。

危険物の資格は化学物質の知識なども必要とされ保安基準などの勉強も必要になるため大人のとる実用的な資格という印象です。

日常生活でも灯油や引火性物質を取り扱うことがあるので勉強して損はない資格です。

この小学生は丙種から取得し、乙種全類を取得したということなので甲種危険物の受験もできることになります。

甲種危険物は全ての危険物を取り扱うための試験ですがこの小学生は実質的には全ての危険物を取り扱う知識は既に持っています。

取り扱ってまずいのは放射性物質ぐらいではないでしょうか。

家族と日帰り旅行に出かけてガソリンスタンドに立ち寄った際に危険物保安監督者という免状を見たのが受験のきっかけだそうです。

若いうちに学校の勉強以外のことも勉強してみるのはとてもおすすめです。