建設業界での就業者が増えています。

発表された総務省の統計などにも現れています。

こちらの統計では統計ミスや水増しはないと良いのですが。

オリンピックなどの建設需要とも関係があると思います。

前年比だと微増ですが、絶対数だけでも500万人台を回復しています。

男性が微減しているのでこの業界でも女性の進出が進んでいるということになります。

在留資格としても特定技能が新設され建設需要が伸びても人では確保しやすくなっています。

ただこれは制度上のことですから実際どれだけ即戦力が増えるかはわかりません。

特に建設業界は仕事に危険が伴うため技能だけでなく日本語能力が高くないと事故の元になります。

ただし現場作業は同業者なら理解できる部分は多いと思うので外国での経験があれば日本での仕事の仕方になれるのも早いのではないでしょうか。

実際は現場での労働者が足りないというより現場の管理者が不足しているという話を聞きます。

そのうち現場の管理者も外国人だらけという時代になっていくのかもしれません。

人手以外の技術革新も進んでいます。

建設業界にもAIなどの技術革新により変化が生じています。

ドローンによる測量やソフトによる工数や費用の見積もりもこれまでとは異なる技術が開発されているのです。

外国人の日本語の問題も通訳や翻訳のアプリなどのサービスを利用する業者も出始めています。

ただ行政書士の仕事としては営業のために建設業者に連絡をとろうとすると廃業している人も結構いるので新規開拓が難しい状況に変わりはありません。