マイナンバーカードを活用する方向で様々なサービスがマイナンバーに統合されることになりそうです。

ハローワークでの手続きでもマイナンバーカードがハローワークカードにとって代わり雇用保険の手続や求人紹介で利用される予定です。

お薬手帳や障害者手帳などもマイナンバーカードを活用する予定になっています。

2021年にはマイナンバーカードに統合される予定です。

すでに健康保険証もマイナンバーカードを利用することになっていますのでマイナンバーカードで様々な行政サービスを受けられることになります。

その一方で様々な情報がマイナンバーカードで統合されてしまいますのでマイナンバーカードが悪用されたり不要な情報が閲覧されることがあれば個人の情報がダダ漏れになってしまう可能性もあります。

特に医療関係では健康保険証やお薬手帳の代わりも果たすことになるのでどんな病気で医療機関を受診しどんな薬を処方されたかまでわかってしまいます。

役所側が自由に閲覧できるわけではないですが今以上に隠れて見るついでに見るということを防がなくてはなりません。

ただ、医療機関がどんな診察をしてどんな薬を処方したか分かるので医療問題で争いになったときにカルテが入手できなくてもおかしな薬の処方の仕方をしていれば後々証拠が残るということでもあります。

これまで医療問題の訴訟では証拠の偏在つまり加害者として訴えられている医療機関側に証拠の所在が偏っていることに問題があると言われていたので少しは患者側が情報を入手するのにも役立ちそうです。

ただし薬の処方での訴訟はそんなに多くはないような気もします。

便利な時代ですが個人情報の保護には制度やシステム以上の個人のモラルが問われることになります。