人手不足のため年末年始の書き入れ時も人手が足りない業界は多いようです。
特に外食や小売大手は人手不足が深刻です。

働き方改革などで労働者への負担も考えなくてはならないので年末年始の営業を取りやめ休業を決める企業が出始めています。

ガストやバーミヤンを展開するすかいらーくHDは相当数の店舗で大晦日の午後6時から元日正午まで休業になるそうです。

これまでも一部店舗では営業時間を短縮したりしていたようですが全国約2700店で休業に入ります。

ただし全てのお店ではなく初詣など人手が見込める神社周辺や商業施設内の店舗は営業するそうです。

従業員に家族で年末年始を過ごしてもらうという意図のようですが売上が見込める場所では商売優先ということでしょうか。

以前であれば儲かるのがわかっているのだから仕事があるだけありがたいと思えなどと言われるのが普通のような気がしますが世の中も随分変わってきたと思います。

個人的には労働環境の改善というよりも高齢化や労働人口の変化により企業が労働者を抱えきれない反面、高齢者を雇用し続けなければならない状況もあるため働く時間を減らし将来に向けての準備を始めているように見えます。

接客サービスなどは必ずしも若い人が下手で高齢者が上手いというわけではないのですがアルバイトの中にはやはり子供っぽい対応が出てしまう若い人もいます。

反対に高い技術が要求されるサービス業の経験者もいるため同じアルバイトでも文字通り大人と子供ほど接客技術が違うということが起こりえます。

そのような差をなくすためのマニュアルですが対人的なサービスでは経験というものは隠しきれない感があります。

休みが多い方がその間に勉強したり余裕が生まれ接客が上手くなるのか長時間働いた方が接客が身につくのかは微妙なところです。