コロナによる営業自粛が解除されたので一応流行っているお店が増えています。

それでも夜10時以降のお酒の提供は自粛を求められています。

お酒を提供しないお店なら今はやっているだろうと前から行ってみたかったお店に近くまで行ったついでに立ち寄ってみました。

準備中の札が下がっていました。

ちょうどお昼前だったのでまだ開店前なのだと思い時間を潰して再びお店の前まで行くとお店のカレンダーが貼ってあるのに気が付きました。

8月14日休み。

コロナにばかり気をとられていたのですがコロナ自粛でなくても例年お盆休みの時期でした。

残念ですが今回はすんなり諦めるしかありません。

というわけでこれをきっかけにお盆休みについて少し調べてみました。

全国的に休みになる会社やお店が多いですが祝日ではありません。

ご存知のように仏教で死者の魂が帰ってくる時期と言われているため帰省する時期にもなっています。

帰省する人が多いので企業や店主が休みをとらせる「藪入り」がお盆休みの元になったという説もあります。

このように人々が地元に帰ってきている時期に行われるのが盆踊りで、古くは踊り念仏にルーツを持つようです。

宗教的な意味合いだけでなく民間の風習とも結びつき盆踊りは男女の出会いの場にもなっていたようです。

現代で言えばマッチング系のイベントだったわけです。

この仕事に就いた時、ダンスをする設備にいわゆる風営法の許可が必要なことに違和感を覚えたのですが、あながち見当違いということでもないようです。

それにしても死者の供養と男女の出会いはミスマッチなのかそれとも死者を大切にする男女こそ出会うべきということなのかお釈迦様でもご存じないかもしれません。

知らぬが仏と考え踊らにゃ損と難しいことを考えなければ楽しめそうな気がしますが今年はコロナで盆踊りも自粛となるところが多いのではないでしょうか。