地震だけでなく、大雨などで避難する機会が増えています。
まずは人間自身の安全を確保しなければなりませんが、避難の時に問題になるのがペットです。
民間企業はニーズを捉えるのが早いのでペット用の防災セットなども発売されています。
ただ、ペットを連れて避難できるかどうかは状況によります。
まず、届け出が必要な危険な生物の場合は連れて逃げることは難しいと思います。
そのためペットを飼う際はこの辺も考えて決めなくてはなりません。
犬や猫などそれほど危険がない生物の場合も公共の避難所の場合は連れて非難することが難しい場合もあります。
避難所には他の人も避難していて、アレルギーなどを持っている人もいるからです。
自治体によってペット同伴避難が可能な場所を設けているところもあります。
ペットを飼っている方は、一度ご自分がお住いの自治体で、ペット同伴避難が可能な避難所があるかどうか調べてみた方が良いと思います。
自治体によっては、常設で指定された避難所以外に、災害時にペット用の施設が開設される所もありますのでその辺も確認しておいた方が良いでしょう。
災害時のペットの避難については、環境省が定めたガイドラインもありますし、各自治体でガイドラインを定めているところもあります。
まだ確認されていない方は一度内容を確認し、準備できていないものがあれば、改めて準備しておいた方が良いかも知れません。
また、民間のボランティアとの連携している自治体もあります。
場所によっては災害で怪我をしたペットが獣医師から手当を受けられる制度がある自治体もあります。
災害時にどのような制度を利用できるのかも併せて確認しておきましょう。
