中国で学習塾への規制が強めるなど、国が教育に対する介入を強めているということは以前このブログでも書きました。

未成年者の教育のために様々な規制をかけています。

日本では教育の問題に限らず法は家庭に立ち入らずという方針で法制度が運用されています。

中国はこれと真逆に国家が積極的に教育に対して口を出すようになってきています。

今回、全国人民代表大会で家庭教育促進法が成立しました。

現在の子供達があるべき中国人像からかけ離れてきているという認識があるのかもしれません。

これまで中国人が海外でひんしゅくを買っているというニュースが流れることがありました。

文化の違いという部分もあったとは思いますが、主にマナーの悪さが問題になっていたのです。

そのため、ただ単に家庭の教育に口を出し始めたというよりも、政府が考える、あるべき中国人像から今の若者がかけ離れてきているという感覚が強くなってきたのではないかと思います。

中国政府にとって今の家庭は、学習塾などにお金や時間をかける割に躾がなっていないというふうに映っているようなのです。

受験競争が激しい国では、燃え尽き症候群やドロップ・アウトしてしまう若者が出て社会問題になることはあります。

これに加え中国では一方ではオンラインゲームに熱中し、もう一方では高収入は諦め、最低限の収入で暮らすという寝そべり族も問題になっています。

中国政府も外国人以上に自国の若者を厳しい目で見始めたということかもしれません。

共産主義が求心力を失う中、新たな精神性へのテコ入れの必要性を感じているのかもしれません。