ウィンドウズのアップデートでシステムに不具合が出る方がいらっしゃると思います。

今日はそのうちの1つの不具合についての対処法について皆さんと共有したいと思います。

どのような事象かというとウィンドウズ10をアップデートしたらブルートゥースのドライバーのアイコンが消えてしまい、Bluetooth接続ができなくなるという現象です。

以前にも同じ事象が発生していたのですが、ウィンドウズをドライバーが消える前の状態に復元することにより事なきを得ていました。

ブルートゥース機能が付いていない、あるいは付いているが使っていないという方はあまり関心がないかもしれませんが、ブルートゥース機能を使っている方の中には同じような事象に困っている方がいらっしゃると思います。

今回アップデートできていなかった更新が重なり、更新せざるを得なくなったため、いよいよ根本的に解決しなければならなくなりました。

ネットで調べると、ブルートゥースドライバーを更新するという対処法が記載されていたのですが、そもそもアイコン自体が消えてしまっているのです。

アンダーバー上はもちろん、デバイスマネージャーを探してもブルートゥースアイコンは影も形もありません。

新規のドライバーをインストールしてみたものの、アイコンが表示されません。

いろいろ調べてみた結果、ウィンドウズに搭載されている高速スタートアップという機能が原因のようなのです。

専門家ではないため、技術的にどこまで正確に説明できるかわかりませんが、この高速スタートアップは、ウィンドウズを早く立ち上げるために、通常の方法で電源を切ってもドライバー類の情報をPC上に保持しているようなのです。

ウィンドウズの更新によりシステム情報が更新されたのにドライバーの情報がPC上に残っているもののままなので、アイコンが消えてしまいプログラムそのものが無くなったように見えるのです。

対処法は2つあります。

1つは高速スタートアップを無効にする方法。

高速スタートアップを無効にする方法は汎用性がないため、今回は説明を省きます。

興味がある方は調べてみてください。

もう1つは完全シャットダウンで電源を切る方法です。

簡単なのは完全シャットダウンする方法です。

アップデートでの更新時に再起動したり、不具合が出た時点で電源を切ったりすることがあると思いますが、これでは高速スタートアップが機能したまま電源が切れてしまうのです。

電源を落とせば治るなら1度落としたことがあるという人もいると思いますが、通常の方法では再起動でもシャットダウンでも高速スタートアップが機能してしまうのです。

私も今回はじめて知ったのですが、ウィンドウズには完全シャットダウンという方法があります。

完全シャットダウンの方法はシフトキーを押したまま普段と同じように「スタート」→「電源」をクリックして表示される「シャットダウン」をクリックして電源を切るのです。

簡単に言ってしまうとシフトキーを押しながら普段と同じシャットダウンの操作を行うのです。

この完全シャットダウンを行うと高速スタートアップが機能しないため、古いドライバーの情報が使われずに済むため新しい情報に基づきブルートゥースのアイコンが表示されるようになります。

私の場合は、たったこれだけで元通りブルートゥースアイコンが表示されるようになりました。

もちろんブルートゥース接続できるようになっています。

ブルートゥースに関する全ての不具合がこれが原因とは限りませんが、同様の事象に困っている方は試してみてください。