現在、外国人の新規入国の禁止措置がとられています。

新型コロナウィルスのオミクロン株の流行により水際対策として実施されているものです。

今月までは現状維持のようですが、政府は3月以降段階的に入国制限を緩和する方向で検討に入っていることがわかりました。

詳細は週明けにも発表されますが、外国人留学生や待機期間について段階的な緩和を検討しているようです。

さすがに外国人が入ってこないとなると経済界からも不満は出ますので、感染者が増えないのなら緩和に舵を切りたいところです。

ところが感染者数は現在かなり多い状況です。

既に国内で流行してしまっているので、外国人の入国により増えることはあまりないのではないかという判断かもしれません。

感染者数が多くても重症化する人が多くはないのが緩和する1つの材料になっているのかもしれません。

ただし感染状況を見ながらという留保を付けていますので、感染者が増えているとなれば、再度入国制限がかかることになると思います。

感染者が増えるかどうかだけでなく、外国人が入国してきて国内で感染した場合、病院の負担が増えることが気になります。

感染又は濃厚接触者となったことによる医療関係者の休業などで医療の現場はこれまで以上に混乱しています。

経済と医療のバランスをどうとるか、岸田政権は難しい選択を迫られています。

一般の人の意見としては蔓延防止法適用の効果はあまりないという意見が多数派を占めているようです。