物価上昇が続いています。

様々な物の値段が上がっています。

学校給食にも影響が出ています。

最近記事にした小麦の値段が上がれば、パンや麺の値段も上がります。

油の値段も上がり、揚げ物の回数を減らしたりして対応しているようです。

家で食べる分なら高いものを、ただ避けるという方法で誰にも文句は言われません。

学校給食となると栄養面も考慮しなくてはなりません。

代替の食材を使うだけでなく、同等の栄養も確保しなければならないのです。

普段から栄養士さんが献立の作成に関わっていますが、このような状況になると欠かせない存在です。

子供の数は減っていますので、予算の総額自体は一時期に比べ大きくはないはずですが、それでも自治体は補助を出しきれないようでいるようです。

子供がいない世帯の住民から得た税金からも、一定額の補助を給食へ拠出するのもやむを得ない状況だと思います。

かつては自国の戦争で欠食児童が出て問題になりましたが、他国の戦争でも子供の食に影響が出てしまうという状態です。

もともと自治体によって栄養価が心配になるようなメニューだった自治体もあります。

他方で子供が減った分、ご当地食材でとても豪華な給食が提供されていた自治体もあります。

こういうところにも格差が現れているのかもしれません。

単に地域性ということだけでなく、時代によって変化しているともいえます。

給食は社会を映す鏡ということができそうです。

戦争の当事国となれば、その鏡すら見ることができなくなります。