ロシアがウクライナに侵攻し、停戦交渉は上手く行っていません。

ロシアはマウリポリを掌握したことを強調し、ウクライナは進行前の状態まで押し戻せれば勝利だという趣旨の発言をゼレンスキー大統領がしています。

他国に侵略された場合に、妥協しなければならない理由はないのですが、一般人が犠牲になっていることや徴兵制により事実上民間人が戦争に駆り出されていることを考えると、多少の妥協はしても早く停戦に持ち込みたいところです。

ロシアはそこを見込んで、より被害を拡大させようとするかもしれませんが、ロシア側にも既に相当な被害が出ています。

そのためロシア国内でも不満の声がだんだん抑えられなくなってきています。

お互いに引くに引けない状態になっていますが、復興への余力を残した状態で停戦へこぎつけるのが理想です。

プーチン大統領の決断次第というところがあるので、ウクライナ東部の実効支配を認めるか認めないかということが焦点になりそうです。

一部でも妥協すれば、他の部分への支配が及ぶ可能性は出てきますが、全く妥協せずに停戦ということも難しいのではないかと思います。

今回のロシアによる侵攻は、東部に住む親ロシア派住民の開放ということを名目にしていますので、親ロシア派住民がロシア領内に移住すれば良いような気もします。

しかしウクライナ東部に住んでいる親ロシアは住民の権利を主張し、あくまでウクライナ側に居るままロシア化を進めるつもりだと思います。

この事自体、親ロシア派住民の開放というのが名目だけなのだということがわかります。