法令検索や電子申請が行える政府のe-Govというサイトでログインできないなどの不具合が発生していました。

e-Govだけでなく、他にも政府系の23のサイトでアクセス障害が発生しています。

詳しい原因はまだわかっていませんが、ロシアのハッカー(クラッカー)集団キルネットの仕業であるという噂もあります。

キルネットがSNS上で日本を攻撃するというような内容の投稿を行っていたのです。

キルネット自体が公式に確認されている集団ではないので、今回の障害については更に原因究明の調査が必要ですが、予告通りの犯行という可能性もあります。

キルネットは日本が反ロシアキャンペーを行っているとして日本を非難しています。

SNSの投稿との関係は不明ですが、政府系のサイトだけでなく、日本のクレジット会社や地下鉄、空港や動画サイトなどでも障害が発生しています。

全て同一人物の犯行とは限りませんが、タイミングを考えると単独犯とは思えません。

集団でこれだけ複数の障害を発生させるとなると、予告どおり、キルネットの仕業である可能性があるということは言えそうです。

ロシアと関係のある集団であるとすると、ロシアの今の状況は2通り考えられます。

ウクライナと戦争状態にありながら目の前のウクライナ以外に攻撃を仕掛けているので、まだ余裕がある状態。

諸外国に対するサイバー攻撃を行って、ウクライナに対する海外からの支援を妨害しなければならないほど追い詰められている状態。

どちらなのかは、これからわかってくると思います。

ウクライナ東部はロシアが制圧していると言われていますが、一部でウクライナが反撃し、奪還したという地域も出てきています。