SDGsということが言われ環境に配慮した製品が使われるようになっています。
そのため自然環境だけでなく、自然環境の一部である動物の保護も重要視されています。
革製品で動物の革を使わないヴィーガンレザーを作る技術が相次いで開発されています。
キノコを使ってヴィーガンレザーを作る技術を開発している企業があります。
長野県の合弁会社マイセル・ジャパンです。
ジャパンとあるとおり、シンガポールに本社のあるベンチャー企業マイセルと共同で事業を行っています。
こちらは自然由来の成分というだけでなく石油由来の成分を使っていないところが画期的な製品です。
キノコの生産日本一の長野県でマッシュルームレザーが開発されています。
長野の次は青森県です。
りんごジュースの絞りカスから合成皮革を作る技術が開発されました。
開発したのは青森県のアップサイクル社です。
りんごジュースの絞りカスを材料に混ぜ込んで合成皮革を作っています。
こちらは自然の原料というだけでなく廃棄物を減らすことにも役立っています。
この合成皮革で作った航空機の座席のヘッドレストが全日本航空（ANA）に採用され、国際線は今月から、国内線も来月から就航します。
