大阪・関西万博で、関西空港と会場の間を空飛ぶクルマで移動することができるようになるということを以前このブログでも書きました。

開催が2025年に迫り、機体の開発も進んでいますが、空飛ぶクルマの運航事業者が決まりました。

順不同で

ANAホールディングス

JAL(日本航空)

スカイドライブ

丸紅

の4社です。

ANAホールディングスはジョビー・アビエーションの機体(4人乗り)を

JALはボロコプターの機体(1人乗り)を

スカイドライブは自社の機体(1人乗り)を

丸紅はバーティカル・エアロスペースの機体(4人乗り)を

それぞれ飛ばすことになっています。

いきなり大きなイベントで飛ばして大丈夫かと心配になる方もいらっしゃるかもしれませんが、大阪・関西万博の前に、パリ・オリンピックでも空飛ぶクルマが運行される予定ですので、ある程度安全は確保されていると言えそうです。

運行時の機体はクルマというより、ヘリコプターに近いものが多いように思います。

まずは人を載せて移動できるという状態からはじめて、どんどん飛行後に自動車のように移動できる機体へと進化していくのだと思います。

物理的な安全性だけでなく、通信や機能を乗っ取られないようにセキュリティを強化していく必要もあります。

ドローンでは乗っ取りの危険から国産へと転換が図られているので、空飛ぶクルマでも同様の動きがあるかもしれません。

コストダウンのために、自動車道用国産にこだわらないという方向へ進む可能性もあります。