大学受験のシーズンです。

以前は理系離れと言われていましたが、変化が見られてきているようです。

理系離れということが言われかつては技術立国と言われた日本ですから危機感があったためか、様々な対策が取られていました。

AI技術の発達などにより、受験生側にも理系の将来性が再認識されたためか志願者は増えているようです。

国公立大の理系について言えば、昨年11月の模試の前期日程の志願者は理学系で前年比103%、応用科学107%生物工学106%と軒並み、志願者が増えています。

工学系だけ若干前年比割れしたようですが、あくまで昨年の模試の時点での志願者数ですので、それ以降変化する可能性はあります。

理系内部での学部の変更なども考えられますが、理系から文系へと志望学部を変更する受験生も若干出てくるでしょう。

それでも、文転の可能性があるのが理系の強みかもしれません。

これが文系から理系というのは、かなり難しいと思いますし、実際に志望を変更する受験生も少ないと思います。

いずれにしても、北陸地方では地震の被害も大きいため、最後の追い込みの時期に大変厳しい環境で勉強することになってしまっていますが、ペースを乱さず、頑張ってほしいと思います。

受験生だけでも、身内を頼って一時的に避難するという方法もあります。

ただし両親が同郷の場合、身内も被害を受けている状況の人もいると思うので限られては来てしまいますが。

家族と離れて生活するというのが難しい人もいると思いますが、受験の直前期に避難先で勉強に集中できるなら、そのような環境に飛び込んでみるのも一つの方法だと思います。