イラン(イラン・イスラム共和国)がイスラエル(イスラエル国)を攻撃しました。

中東情勢が緊迫化しています。

経済としては、これまで日本は円安が進んでいました。

これまでの流れからすると、有事の円買いということで、円高に戻しそうな気がします。

しかし、円安に振れました。

なぜでしょうか。

これは、日本が中東から石油を輸入しているからだと思います。

日本経済は様々な指標から後退局面に入っているのではないかということが言われています。

このような状況で物価は高騰していて、中東で緊張状態が高まったことにより原油価格が上がれば日本経済にいい影響はないだろうという予測です。

アメリカ(U.S.A)は市場加入を嫌うので、岸田首相がアメリカ訪問中は、日銀(日本銀行)による市場介入の可能性は低いように思いますが、すでに防衛ラインを超えているので、いつ日銀が介入しても不思議はありません。

日本では、賃上げなどの好材料もあるのですが、金利上昇によって企業は設備投資しにくい状況になってきています。

多少求人が減っても、人手不足が深刻な状況は変わりませんので、人件費を捻出しにくいところから立ち行かなくなっていくことが心配されます。

ゴールデンウィークを前に、すでに飲食業界などでは、ゴールデンウィーク中の人手確保が難しく、休業を発表したところも出てきています。

新型コロナウィルスによる制限が緩和され、平常時の生活に戻りつつありますが、経済の好循環を生み出すには、様々な障害があります。