マイナンバーカードを取得して、健康保険証としての利用登録や公金受取用の口座の登録をすると、最大で2万円分のポイントが付与されるというマイナポイント第2弾の申込期限が今月末に迫っていました。

政府は申込期限を5月末まで延長することを決めました。

なかなか目標に届かないマイナンバーカードの取得者数ですが、いろいろなメリットをちらつかせることで徐々に取得者を増やしています。

今年2月の時点で、約8709万件の申請があったことがわかっています。

既に健康保険証が廃止され、マイナンバーカードに移行することが決まっています。

健康保険証としての利用登録をしていないと、どうなるかというと、資格確認証が発行されることになっています。

今国会で法案が成立すれば、2024年頃から運用が始まる予定です。

弊所では、再三マイナンバーカードの取得をお勧めしています。

取得しない方の多くは、個人情報の漏えい等を気にしているようですが、漏洩しないと考えているわけではありません。

元々個人情報は民間企業等も取得しているので、漏洩しない状態にするというは難しいと考えているのです。

漏洩して良いと思っているわけではありませんが、要は悪用されるか、されないかの問題と考えた方が良いのではないでしょうか。

マイナンバーカードを申し込まなくても悪用される危険は常にあるのです。

そうであるなら公金の受取や様々な行政サービスを簡単に手続きできるメリットの方が大きいと思います。

他の理由として公金受取の金融機関口座の登録で資産内容が把握されるのではと考える人もいるようですが、既に税務署が相当程度把握できていると考えてよいでしょう。

人によっては、マイナンバーカードによるウェブ上での手続きが、めんどくさそうで抵抗があるという方もいらっしゃるでしょう。

これについても、はじめは面倒でもスマートフォンのように、多くの人が使える手続きに変わっていくのではないかと考えています。