前回書いた無権代理の効果は無効が原則でした。 そのうえで、本人は追認して有効とすることもできるし、追認がなければ相手方は改正された無権代理人の責任を追求できるという制度でした。 代理権がないのに勝手に代理行為をした無権代 […]
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代理人は付け込んではダメ
民法改正の記事の4回目、代理では3回目の記事になります。 今日は自己契約、双方代理と利益相反の規定についてです。 一見これらの規定と関係なさそうですが代理人の能力の話から始めます。 択一の問題で、制限行為能力者でも代理人 […]
代理でのバトンタッチ
今日も代理制度の続きです。 代理人が更に代理人を選任する場合、つまり復代理に関する規定について書きます。 復代理についても改正されています。 ちなみに、本人から選ばれたのが代理人で、その代理人から選ばれるのが復代理人です […]
過失論その2(民事法を中心に)
過失をテーマにした記事の2回目です。 1回目で刑事法の説明をしたことには訳があります。 刑事法と民事法の分野で共通するということもありますが、異なる部分があることも理由の1つです。 過失に限らず、法律では同じ法律の中の全 […]