外国人にとって在留資格の種類の違いは結構厳しいものがあります。
例えば外国人が飲食店でコックさんとして働く場合、お店が忙しくても接客はできません。
就労についての在留資格の種類が異なるからです。

私がよく行くカレー屋さんはきちんとルールを守れていて、コックさんは接客をせず、他の店員さんが注文をとります。

さらに、接客専門で働けるかというと、外国料理店であるかどうかや他の業務との関連で接客できたりできなかったりするので、日本での働き方のルールを知らないと、はじめは戸惑うのではないでしょうか。

一度許可が下りていれば大丈夫だろうと考えると、私と同じようにお客さんとして訪れる人が、入管の人かもしれないし、警察官かもしれないわけです。

特に経営者も外国人であると従業員の不法就労が自分の在留資格の更新にも飛び火してくる可能性がありますから、日本人とは異なる制約があることになります。

外国である日本で、日本語を使い、日本人と異なる制約のもとで上手く事業を経営している外国人は本当にすごいなと思います。