様々な乗り物の自動運転が現実化しようとしています。

自動運転が進めば車は所有して乗るものというより、エスカレーターやエレベーターのように移動するための手段という要素が強くなっていくことでしょう。
カーシェアの拡大などもあり自動車メーカーも危機感を強めていると思います。

車の自動運転はすでに実用化されていますが、これから航空機などの技術開発なども進むでしょう。
無人機については目新しいものではなくすでに米国では無人爆撃機なども実用化されています。
このような技術を旅客機に応用していくことになると思います。

人が乗りはしませんが同じように自動運転化が応用できるのがドローンです。

ドローンについては様々な利用の仕方がされはじめています。
社員の残業監視や夜定められた時間に飛行して不審者がいないか警備するというのもあります。

これらの技術の組み合わせで様々な用途でドローンを自動運転するサービスの展開が考えられます。

今のところ人間が操縦するものが多いですが、自動運転化が進めば様々なインターフェイスの開発などによりラジコンのような操作方法も変わるかもしれません。
利用の仕方もプログラムの問題へと解消していくことでしょう。

あとは荷物を運ぶ場合など安全性の確保と実用化に向けたルール整備が課題となります。

技術が進歩して様々な利用がされると重要になってくるのはこれらのハードウェアの技術だけでなく利用上得られたデーターの活用です。
アメリカでは主にドローンの機体などのハード面の開発よりもデータ活用の開発に力が入れられているように思います。
IoT(Internet of Things)の実現にそう時間はかからないでしょう。

インターネットが普及した時と同じように急速に進むことが予想されます。
ハードとソフトが融合していくということはハードとソフトの法整備が必要になることを意味します。
自動運転で乗り物を止めることはできますが、法整備が遅れても自動運転化の流れは止められないことでしょう。