大阪で補助金絡みで逮捕者が出ました。

大阪府にある千早赤阪村には村内にコンビニが1件もないそうです。

そのため小売店や飲食店の出店を促すため開業補助金の制度を設けました。

逮捕された元弁当店の経営者がこの補助金を申請し300万円を受給していました。

2017年9月に弁当店を開業し2018年の6月に閉店しています。

まだ被疑者の段階で警察は認否を明らかにしていません。

ですから本当に営業するつもりだったが上手く行かなかったのか、元々経営実態がなかったのか判断が難しいところですが、警察は何か証拠を掴んでいるのかもしれません。

1年以内に閉店する飲食店はザラにあります。
ですから補助金申請時の営業内容と異なる状態だったと考えるのが普通です。

まだ容疑の段階ですからこの件が有罪かどうかはわかりませんが、補助金の不正受給は跡を絶ちません。

そのため補助金の受給審査は厳しくなります。

どうしても資金繰りに困るともらえるお金と考え補助金を手に入れようとするようです。

元々一定の目的のために設けられるものですから、その目的に即した使い方をしなければ不正受給となてしまいます。

今回も補助金の使途について裏が取れているのかもしれません。

ちなみにこの補助金を申請していたのは逮捕された人達だけだったようです。

人がたくさんいる場所でも小売や飲食店の経営は大変ですが、補助金を出さなければ開業者がいない地域ではなお経営が難しいということになります。

もう都市部での成功のコツは掴んでしまったので新たなチャレンジの場を求めるという猛者でもなければこういう場所での経営は厳しいと思います。

そこをなんとかするための補助金でしたが残念ながらこの補助金は廃止される予定だそうです。