総裁選が終わり安倍首相の所信表明演説がありました。

所信表明演説の骨子の中に専門性や技能を有する外国人の就労に関する在留資格を新設するということが盛り込まれています。

これまで来年外国人の単純労働について解禁されるということを記事で書いてきました。

その他に名称は仮であるものの特定技能という日本語と技能の基準を満たしていれば在留資格が得られるという技能系の新しい在留資格についても書きました。

最近出てきた話なので実施時期は単純労働と同じ時期に間に合うかどうか微妙ですが、新政府の中心的な政策となれば単純労働と同じ時期に実施される可能性が高くなっています。

この辺は日本の社会にも必要性があるので政党にによらず通りそうな法案ですが、政治の駆け引きに利用されるという可能性もあります。

問題なく成立すれば来年から単純労働解禁、技能系の在留資格新設ということになりそうです。

日本人の定年も70歳に引き上げるという話が出ているので、労働人口の減少に相当危機感を持っていることがわかります。

ただ、他に政策として盛り込むものがないという見方もできなくはありませんが。

それにしても遅すぎると思うのは私だけでしょうか。

これまでも優秀な人材が年齢だけで引退を余儀なくされてきました。

いざ定年70歳となっても70歳まで働いて欲しい人材というのはどれだけいるのでしょうか。

企業の方も人手が確保できるというよりも70歳まで働いてほしい人材というのはそれほど多くはなく残られると残られたで困る事情もあるのではないかと思います。

いずれにしても雇用の可能性があっても違う道を選ぶ人はこれまで同様出てくることでしょう。