ドローンの配送分野での実用化が進んでいます。

日本郵便が福島県でドローンを使った飛行計画を申請し国土交通省はこれを承認しました。

配送分野では荷物を運ぶ事になるためまだまだクリアしなければならない問題がたくさんあります。

荷物を運ぶ途中で落下したらどうするのかという問題もあります。

荷物自体のダメージについての問題がありますが、これは車の輸送のときにも生じます。

荷物自体が人にあたったり、他人の所有物を壊したしまった場合は損害賠償の対象になるでしょう。

こういう問題については保険の活用が考えられます。

すでに通常のドローンの飛行には保険商品が出始めていますが、荷物の輸送となるとまだ手探り状態だと思います。

日本郵便が飛行計画を申請したということはこの辺も目処が付いたということでしょうか。

まだまだ飛行実験の段階でまずは飛ばしてみるということかもしれません。

個人宅への配送ではなく、当面は郵便局間を無人機を使って配送するとうことを考えているようです。

郵便局間の距離や飛行ルートから人に迷惑がかかりにくそうだったのが福島県だったのではないでしょうか。

もしかすると原発の問題なども関係しているかもしれません。

荷物だけの配送を予定しているようですが、11月上旬からは荷物を運ばずに試験飛行をするそうです。

まずは荷物を運ばずにどれだけ正確に飛ばせる化やどれだけ天候に左右されるかなどのデータを取るのでしょう。

その後荷物だけで配送してみて問題点を一つ一つ克服していくことになると思います。

ある程度目処がつけば全国展開という流れになっていくと思います。

おそらく宅配企業も同様の配送方法を検討しているはずです。