外国人の増加を見込んで様々な支援事業が構築され始めています。

まず外国人が日本で事業を始めようとすると不動産を賃借しなければなりませんが、不動産を借りようと思うと銀行口座がないと借りられないのが通常です。

実際銀行口座がなければ日常生活でも不便です。

そのため各金融機で外国人の口座が開設しやすいように対応が変化してきています。

他方であまり安易に銀行口座が開設できると悪用される危険もあるので本人確認などは厳しくなっていると言えるでしょう。

事業を行わなくても日本に住むには家を借りなくてはなりません。

これまで外国人に賃貸物件を貸してくれない大家さんも多かったことから外国人向けに物件を紹介するビジネスも増えています。

サイトを外国語表示できるようにしたり外国人が借りられる物件を集めて紹介するなどのサービスを提供し始めているのです。

これまで外国人に不動産を貸してくれない理由としては

・賃料を払わずに国へ帰ってしまう

・生活習慣が異なるため近隣住民とトラブルになってしまう

ことなどが挙げられます。

中でも嫌がられるのは外国人同士が仲間の家に集まって騒ぐことです。

ただこれは日本人でも起こりうることなので知り合いの少ない外国に来て仲間で集まることは仕方ないようにも思いますが、ついお酒など入って騒いでしまうと苦情につながってしまいます。

特にそういう習慣がある国や日本よりも家と家の間隔が広い国から来ていると近所迷惑などという感覚があまりないのかもしれません。

ただし外国人といってもヨーロッパの特定の地域では夜騒いではいけないという決まりがある国もあるので日本の方がよほど騒がしいということもありえます。

郷に入りては郷に従えということもいえますが、外国人が増え日本人の方が変化を迫られることも増えてくると思います。