景気が回復基調だと言われていましたがそうでもないようです。

というよりも実際には大して回復していないけれども異次元緩和やアベノミクスというアドバルーンを打ち上げたので、景気が後退しているとは言いにくかったのではないでしょうか。

内閣府が2012年末から始まったとされる景気回復局面が2018年10月に終わったと認定するようです。

2年前まで景気が良かったという記憶もあまりありません。

コロナによりあらゆる人がダメージを受け景気が後退していくのは明らかです。

少しでも不満が緩和できるように今のうちから景気後退をアナウンスし始めたようにも見えます。

外出自粛をしていましたが緊急事態宣言解除後に人が移動するようになると感染者は増えています。

少し前に戻り自粛した意味が薄れてしまっています。

コロナと同じではありませんがデフレを是正するとしてお札を沢山刷り異次元緩和を行いましたが、大きな変化は見られなかったように思います。

消費税増税やコロナの影響によりこれまでの経済政策のメリットも飲み込まれてしまった感があります。

こうなると少し前の状態に戻ってしまうというコロナのような状態になってしまいました。

ただし経済の怖いところはお札をたくさん刷ってしまったという事実は消えないので少し前と全く同じではないということです。

世界経済が減退した場合に日本の円が上がるのか下がるのかによってインフレになるかデフレになるかが別れてくるように思えます。

いずれにしても極端な経済的変化が起きそうな気配を感じます。

もともと怪しかった財政健全化を先延ばしにしたのは意外ではないにしても自治体の財政破綻や預金封鎖などが起きないことを祈りたいと思います。

大げさに感じる人もいるかも知れませんがどちらも過去に既に起こっていることです。