弊所は上野にありますので動物園が近くにありますが、そうはいっても台東区ですので熊に出くわすことはありません。

最近、各地で民家に熊が出るという被害が続いています。

コロナ下ではありますが食べ物が少ないという情報はあまりありません。

例年、熊が人里に出没するときは山で食べ物があまり採れないときなどです。

なぜ熊が民家によく出るのかは不明ですが、もしかするとこれもコロナの影響かもしれません。

どういうことかというと

・コロナで人が外出を控える。

・普段であれば人が出ているため人の匂いや物音などで近づかない。

・コロナ自粛で人に出くわしにくいため民家の近くまで来てしまう。

このような関係も考えられるからです。

ただ実際にコロナの影響かどうかはわかりません。

熊を捕る猟師さんの数や量の数も減っていると思います。

それに対し熊の繁殖数などはよくわかっていません。

以前熊に小型カメラを付け、そのカメラに寄って撮影された映像を見たことがあります。

それによると普段熊は植物を掘り起こして食べたり、木に登って木の実を食べたりしていました。

その映像を見て思ったのは熊が人間に出くわして襲うというのは、熊にとっても事故のようなものなのだというのが感想です。

熊というと川でサケなどを捕っているイメージがありますが、少なくとも私が見た熊はほとんど生き物を殺して食べてはいませんでした。

熊が住む自然の山と人間が住む町の間に里山があるという話はよく聞きます。

この自然でありながら人間の手が入っている里山が減っているから熊などに直接出くわす被害が多くなっているというのです。

里山の存在だけでなく熊と人間の程よい自然な距離感ナチュラルディスタンスのようなものを保つ工夫も必要なのかもしれません。

いずれにしてもこれからキャンプや登山などのレジャーで山に出かける方は熊に注意しましょう。