大阪・関西万博の準備が遅れています。

参加する国や地域のパビリオンの建設が遅れているのです。

建設資材の高騰や人手不足のため、建設に踏み切れないところもあるようです。

そのため、独自のパビリオンを建設するタイプAから変更できるように、日本国際博覧会協会は、プレハブタイプのタイプX という代替案を用意しました。

建物自体の独自性は薄れてしまいますが、内装や外装をそれぞれの参加者に任せ、建設しやすくしています。

すでに、タイプXを検討しているところも出始めているようです。

大阪・関西万博については、このようなニュースが多いので、良いニュースもお伝えしておきます。

大阪府の吉村知事は、大阪府に在住または在学している4歳から高校生までの全員を、無料で大阪・関西万博に招待すると発表しました。

このような出費については賛否両論あるでしょうが、せっかく万博を開催するなら、子どもたちの記憶に残る万博になって欲しいと思います。

大阪の子どもたち以外には特に良いニュースにならないかもしれませんが、万博に行けば、大阪の子たちと将来共通の話題ができるということになります。

海外旅行が難しかった時代やインターネットが普及する前は、万博により世界を知る意味は大きかったのかもしれません。

しかし、インターネットや海外旅行が身近になり、リアルタイムで世界を感じることができる時代になると、参加する側も、万博で自国をアピールしようという熱意も薄れてしまうのかもしれません。

今一度、大阪・関西万博に参加する国や地域の人達には、中身の濃いパビリオンの建設を期待したいと思います。