日本ではワークライフバランスなどということが言われ、以前に比べればずいぶん残業するところが減っていると思います。

ただ、ドイツ(ドイツ連邦共和国)では、残業が減るどころではなく、週休3日の会社まで出てきています。

休みを増やしたり、労働時間を短縮すると、生産性が落ちると考えがちです。

実際、ヨーロッパの国の中には、労働時間が短い代わりに経済規模も小さな国も存在します。

ところがドイツは、労働時間を短くしたうえに、経済規模を拡大させているのです。

GDPでは日本を抜いて、世界第3位になっています。

人口は日本の3分の2ぐらいなのに、ドイツは労働時間も短くしても、GDPで日本より上なのです。

1時間あたりに、その国で生み出される付加価値である労働生産性は、日本の約1.7倍です。

とても整理がうまい国民性なので、無駄な時間を整理した結果なのかもしれません。

これだけの生産性を見せつけられると、何か良くないところはないものかと、ネットで検索してみました。

すると、ウクライナ支援を協議する、ドイツ軍の会議の会話がロシア(ロシア連邦)に傍受されていたというニュースが出てきました。

そう言えば、以前、元首相のメルケルさんの電話は、アメリカ(U.S.A)の国家安全保障局(NSA)から盗聴されていたことがありました。

ただの偶然かもしれませんが、関連があるとすれば、元局員のエドワード・スノーデンはロシアに逃亡しているんでした。

ドイツが本腰を入れれば、盗聴対策も効率良く進めるかもしれません。

そんなこと言ってないで、自分の生産性を上げなければ…。