1月30日に平成30年度の行政書士試験の合格発表がありました。

合格された方おめでとうございます。

今年の合格率は12.7%でした。

前年に比べマイナス3%です。

前年の合格率が比較的高かったので今年は合格率が下がることが予測されていましたが、思ったよりも下がっていないように思います。

競争試験ではないので実力をつけている受験生が多かったということでしょうか。

残念ながら合格できなかった方は来年の試験に向け対策を考えてください。

結果が出たばかりで来年の試験のことなど考えられないかもしれませんが、少し休んだらいつまでに何をするか決めてしまいましょう。

何度か触れていますが行政書士試験は掴み所がないのが特徴のような試験ですので、合格できなかった方は難易度が高い試験だと思い過ぎないことです。

あまりに難易度が高いというふうに思ってしまうと細かい勉強をし過ぎます。

試験の特徴として相当細かい知識を覚える必要はあるのですが、各科目の体系に位置づけていくことも重要です。

反対に法学部出身などで体系を意識して勉強されている方は趣旨などから答えを推測しようとする人もいるかも知れませんが、そのような解答法では正解が出ない問題も多いです。

やはり細かい知識を覚えるということも重要です。

この辺の勉強を細かくやり過ぎずかといって不足しすぎないように繰り返し勉強するというのが難しいところです。

知識の深さと広さを確定し教材を選んで繰り返し勉強しましょう。

試験範囲の広さからするとそれほどの回数は繰り返せないはずです。

そこでスケジュール管理が大切になります。

余裕のあるうちに勉強のペースを決めてしまいましょう。

もちろん不備があるなら変更も必要です。