このブログで「空飛ぶクルマの有人飛行試験」についての記事を書きました。

その後も開発は進んでいます。

スカイドライブ社が空飛ぶクルマの有人飛行私見をマスコミに公開しました。

形は大きめのスノーモービルのようでもあり、F1のレーシングカーのタイヤが無い形にも見えます。

前後左右にプロペラが8つ付いています。

プロペラは機体の四隅に4箇所ですが上下に2枚プロペラが付いているので全部で8つです。

公開された映像を見ましたがかなり安定して飛べるようになっています。

今回は時速4キロ、高さ2メートルぐらいで3分間飛行しました。

勿論人が乗った状態です。

音はかなり大きいです。

プロペラの直径が小さいためヘリコプターのような音ではありません。

たとえはあまり良くないかもしれませんがプロペラ式の爆撃機が飛んでいるような音がします。

現在の最高時速は時速40キロから50キロメートル。

まだ5分から10分しか飛べないそうです。

時速50キロで計算しても最長8.3キロメートルぐらいしか進めないことになります。

飛行時間は恐らくバッテリーの問題だと思いますのでこれから改善されていくでしょう。

安全性についてどこまで対策されているかは不明です。

例えばまだオープンカーの常態ですので実際に実用となると屋根がないと危険かもしれません。

上空で姿勢が変わった場合は勿論ですが落雷の危険もあるからです。

ただ人を載せてここまで飛べるようになっていることには期待が持てます。

このSD-03という機体は2023年の販売を目指しているそうです。